はじめに
ophelia.s(オフィーリア)です。
この記事では新しいメンズメイクを取り上げていきたいと思っています。
名付けて【イケメンMAKEUP(イケてるメンズメイクアップ)】。笑
見てくださる方それぞれに楽しみ方があって、役に立つ情報企画にしていければと思っています。
2020年、メンズメイクは新時代に突入
2019年ごろからいよいよ本格的にメンズメイクの新しい流れが出てきていることを、あなたもお感じでしょうか?
私は2019年の晩秋、楽天さんの企画プロジェクトに参加して人生で初めての韓国へ行ってきました。
韓国といえば世界的にも屈指の美容大国、そんな韓国でいかにメンズメイクが次の大きなトレンドなのかを確信して帰国した次第です。
以降、この企画を(もともとはブログという形ではなく、予定していたのですが)実現したいなと思ってずっと準備をしてきました。
途中でコロナ騒動が始まってしまい、春ごろには公開予定のつもりが色々あってずいぶん時間がかかりましたが、ようやくこういう形でまずは企画を公開できるところまで諦めずにたどりつけたこと、
とても嬉しく、この企画に協力してくれたみなさんにも心から感謝するとともに、これからもっと色んなトライアルを重ねて、楽しくてためになる企画を作っていきたいとあらためて思っています。
今回のメンズメイクテーマ メインアイテム
今回は初のメンズメイク企画ということで、人気の2アイテムをテーマアイテムとしてやってみました。
1つはラネージュのネオクッション、マットタイプ。


そしてもう一つはロムアンドの4色アイシャドウパレット(こちらは現時点でまだレビュー記事未公開)。

いずれも私の私物を使いましたが、両方とも実際に使ってみて私自身もとても気に入っている優秀コスメです。
メンズメイクだと以前は「人から見てあまり分からないように」というものが主流でしたが、最新のメンズメイクではむしろ少し化粧感のあるものが主体です。
TPOにもよりますが、私の企画ではまず、おもに10代・20代の男性が日常的に取り入れて楽しめるメイクの参考情報をベースに、もちろん女性にも参考にしていただけるようなアイテムや内容にしたいなと思っています。
性別・年代問わず、新しい注目アイテムやメイクや美容の基本とスタンダードを知っていただければ幸いです。
そのためにも私の企画ではかならずその分野での専門家さんにご協力をいただくことにしています。
通常のブログ記事では私の個人所感をレビューしたりメイクに使ったアイテムなどをご紹介したりすることが多いですが、この企画では私が興味関心のあるものとプロの経験・技・知識をがっちゃんこして、
私ひとりでは生み出せないものを創っていけるのではないかなと、とても今後が私自身も楽しみです。
では、早速、第一弾のメンズメイク、ご覧ください♡
メイク前の状態
モデルさんがもともとイケメンくんなので、そもそもメイクしなくても男前なんですが・・・笑
これがメイク前のすっぴんの状態。

メイク中、髪が邪魔になるので100円ショップなどで売っている跡がつきにくい前髪ピンで留めておくといいです(今回はメイクさんの備品を使用しています)。
スキンケアでメイクに入る前に保湿と肌感を仕込みます
慣れていない人ほど、いきなりメイクしようとしますが、よく雑誌やSNSでも見かけるとおり、メイク前のスキンケアで保湿をしておきましょう。
今回は化粧水のあと、肌感を仕込んでおくため実験的にこちらのアイテムを使ってみてもらいました。

TAcRowくん、つけてみた感じはどうですか!?

もともとお肌もとてもキレイなTAcRowくんなんですが、化粧水だけでなくマルチコンセントレートをスキンケアに加えることで、よりぷりっもちっとした質感を仕込むことができました◎
メイクさんにも実際に使ってみた感想を訊いてみると、、、
「いつものメイク下地をつけた時に、質感がぜんぜん違うのがよく分かりました♡」
とのことでしたよ。
水分と油分をバランス良く一個で押さえられるので、仕事や家事で忙しい女性にも、スキンケアにまだ知識の浅いメンズにも使いやすくオススメなアイテムです。

ベースメイク
ファンデをつける前に下地を仕込みます。今回使用したのは、RMKのノーカラーベース。

今回のテーマアイテムの1つ、「ラネージュネオクッション(マット)」をつけていきます。

コンシーラーでクマをカバーしていきます。
今回使用したのはエテュセのプレミアムパーフェクトクリアコンシーラー。

ファンデ・コンシーラーのあと、部分的にパウダーを乗せて仕上げます。
★ベースメイクのポイント★
1.Wファンデで立体感を出す
目の下をメインに顔の中心に1トーン明るめのファンデーションを塗り、フェイスラインにぼかしていく。
※フェイスラインには中心部よりトーンの低いファンデーションを使ってコントラストをつけています※
2.コンシーラーで気になる箇所をカバー
目の下のクマのラインをなぞるように、コンシーラーでクマを消す。
3.部分パウダーで肌質調整
目の下・小鼻・Tゾーンなど油分の多いところやヨレやすところには軽くパウダーをのせる。
ポイントメイク
今回のもう一つのテーマアイテム「ロムアンドベターザンアイズ(M01)」でアイメイクしていきます。

ロムアンドのこのアイシャドウパレットは4色中3色がマットなのでメンズメイクでも使いやすいと思います。
粉質がとても細かく、密着性が高いのも特徴です。

左下の透明ラメはメンズの普段使いにはまだちょっと(時代的に)抵抗があるかも・・・。笑
TAcRowくんはDJとしても活動しているそうなので、同じように音楽や歌、ダンス、芝居、その他パフォーマンス系の活動をしているようなメンズならシーンによっては全然アリだと思います。
★アイメイクのポイント★
1.アイシャドウパレット左上のベージュをアイホール全体と下瞼に入れて瞼の色を整える。
2.ブラウン多めでレッドブラウンと混ぜ、二重幅に濃い色をのせてなじませる。
3.下瞼の中央付近までブラウンでしめる。
ここで、メイクさんにアイブロウについて
「メンズメイクのアイブロウってどう思います?」
と質問してみました。
「ナチュラルがいいんじゃないですかね・・・私はそう思いますけど」
とのこと。
今回はとくに目鼻立ちがハッキリして眉もしっかりめのモデルさんなので、眉は立体感を少し足して生えムラを整える程度であくまでナチュラル仕立てで他のパーツとの調整をとることに・・・。
立体感を出すために使ったのはこちらのジェルアイブロウ。

メイクさんのお気に入りのアイテムとのことだったんですが、あとで調べてみるとどうやらこちらは廃盤になっているようです。

私も初めて見たんですが、毛束感が出てたしかに眉が立体的に見える気がしました◎
今後の参考にしたいですね♡
とくにメンズメイクの場合、眉がしっかりしている人はほとんど描く必要はないですが、生えムラのある部分だけは毛を足す感じで1本ずつ描いて眉の形を整えてあげましょう。

★アイブロウのポイント★
1.眉の下のラインを、アイブロウペンシルでライン沿いに描く。
2.眉頭と眉尻を中心に、生えムラのある箇所を1本ずつ描き足す。
3.眉の中央部を濃く、アウトラインは自然になるようにパウダーとペンシルでバランスをとる。
リップはブラウン系をラフに直塗り。アウトラインは軽く指でぼかします。
今回使用したのはローラメルシエのシルキークリームリップスティック05。

今回のモデルさんは素唇の赤みとボリュームがあるタイプなので、あらかじめコンシーラーで少し色みを抑えました。

ポイントメイクまで終了♪雑誌などのスチール写真と比べるとわりとナチュラル系に見えると思いますが、かなりメイク感が出ました。

仕上げ
最後に全体のバランスをみて、シェーディングやハイライトで光と影で彫りを整えます。

参考までに、今回使用した光アイテムはTHREE(スリー)のシマリンググローデュオ02です。

完成したメイクがこちら♪

男性らしいメリハリ感は出しつつ、肌感はマットで少し化粧感のある今っぽさを感じるメンズメイクに仕上がりました◎
ジェンダーレス男子も多くなってますが、個人的にはこういうメイクをする時には普段よりもより男っぽさの立つ髪型やスタイリング、仕草などを意識すると、とてもセクシーでカッコイイのではないかと思います。
モデルのTAcRowくんはボディメイクのトレーナーさんとしても活躍中。今後メイクとは別にワークアウト系企画も計画中です。
どうぞお楽しみに♪
model:takuro ishizawa/TAcRow
make up:小楠知恵
photo:m.yosihisa
produce:ophelia.s

私も大好きなラネージュのマットクッションと2020年上半期とにかく日本の女子の間で売れまくったロムアンドのアイシャドウパレットを使ったメンズメイク、いかがでしたでしょうか?
BTSを筆頭に韓国系メンズユニットや日本の男性アイドルグループでも最近は男性のメイクの方向性が明らかに変わってきています。
10代・20代を中心に日常的にメイクしている若い男性も増え、メイクやスキンケアへの興味もどんどん高まっていると思います。今回扱ったメインアイテムは想像どおり、メンズメイクでもとても使いやすいと思いました。
今後もまた話題の商品やプロが愛用するアイテムなどを使ってメンズメイク企画をお届けしたいと思っていますので、どうぞお楽しみに♪
ではまた。
ophelia.s
